1956-01-25 第24回国会 衆議院 本会議 第3号
○堤康次郎君 本日は在職二十五年のゆえをもって院議により表彰せられましたということは、まことに光栄に存ずる次第でありまして、厚くお礼を申し上げます。(拍手)二十五年の長い間大過なく勤め得られたということは、ひとえに諸君の御援助のたまものであると、ここに厚くお礼を申し上げる次第であります。(拍手) 大正十三年初めて当選いたしましたときには、若いといわれましたが、いつか年寄りといわれるようになりました
○堤康次郎君 本日は在職二十五年のゆえをもって院議により表彰せられましたということは、まことに光栄に存ずる次第でありまして、厚くお礼を申し上げます。(拍手)二十五年の長い間大過なく勤め得られたということは、ひとえに諸君の御援助のたまものであると、ここに厚くお礼を申し上げる次第であります。(拍手) 大正十三年初めて当選いたしましたときには、若いといわれましたが、いつか年寄りといわれるようになりました
○堤康次郎君 長らく御協力くださいましてありがとう存じました。厚くお礼を申し上げます。まことにありがとう存じました。(拍手)
○議長(堤康次郎君) 投票漏れはありませんか。——投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開匣。 これより名刺及び投票を計算いたさせます。 〔参事名刺及び投票を計算〕
○議長(堤康次郎君) 日程第一、内閣総理大臣の指名を行います。その手続一は、衆議院規則第十八条によりますれば、記名投票で指名される者を定め、その者について議決することとなつております。諸君のお手元に配付してありますところの投票用紙に、指名される者の氏名を記載せられ、かつ投票者の氏名を記載の上、木札の名刺を添えて御持参あらんことを望みます。 これより点呼を命じます。 〔参事氏名を点呼〕
○議長(堤康次郎君) 御異議なしと認めます。よつて会期は一日間延長するに決しました。 ————◇—————
○議長(堤康次郎君) お諮りいたします。本国会の会期は本日をもつて終了いたしますが、明九日一日間会期を延長いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます ————◇————— 会期延長の件
○議長(堤康次郎君) 御異議なしと認めます。よつてその通り決しました。 ————◇————— 第一 昭和二十九年の台風及び冷害の被害農林業者に対する資金の融通に関する特別措置法案(内閣提出) 第二 昭和二十九年における台風及び冷害により被害を受けた土地改良区の起債及び借入金の特例に関する湛律案(川俣清吾君外十四名提出)
○議長(堤康次郎君) お諮りいたします。島上善五郎君外一名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案は、公職選挙法改正に関する調査特別委員会に付託いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇————— 島上善五郎君外一名提出公職選挙法の一部を改正する法律案を公職選挙法改正に関する調査特別委員会に付託するの件(議長発議)
○議長(堤康次郎君) お諮りいたします。鍛冶良作君外一名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案は、公職選挙法改正に関する調査特別委員会に付託いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇————— 鍛冶良作君外一名提出公職選挙法の一部を改正する法律案を公職選挙法改正に関する調査特別委員会に付託するの件(議長発議)
○議長(堤康次郎君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。 日程第一、北海道における国有林野の風害木等の売払代金の納付に関する特別措置法案、水稲健苗育成施設普及促進法案、昭和二十九年四月及び五月における凍霜害等の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法の一部を改正する法律案、右三案を一括して議題といたします。委員長の報告を求めます。農林委員会理事佐藤洋之助君。 〔佐藤洋之助君登壇
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 この際一言申し上げます。ただいまタイ国国会議員スピージー・バンブスレス氏が傍聴席に見えておられますから、御紹介いたします。(拍手) ————◇————— 第一 北海道における国有林野の風害木等の売払代金の納付に関する特別措置法案(内閣提出) 水稲健苗育成施設普及促進法案(佐藤洋之助君外二十四名提出) 昭和二十九年四月及び五月における凍霜害等
○議長(堤康次郎君) 御異議なしと認めます。よつて日程は追加せられました。 国立競技場建設に関する決議案を議題といたします。提出者の趣旨弁明を許します。林讓治君。 〔林讓治君登壇〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇————— 国立競技場建設に関する決議案(林讓治君外二十一名提出)(委員会審査省略要求事件)
○議長(堤康次郎君) 御異議なしと認めます。よつて承認を与えるに決しました。 ————◇—————
○議長(堤康次郎君) お諮りいたします。内閣から、中央更生保護審査会委員に土田豊君を任命したので、その事後の承認を得たいとの申出がありました。右申出の通り承認を与えるに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇—————
○(堤康次郎君) 日程第二、会期の件につきお諮しいたします。今回の臨時会の会期は召集日から十二月八日まで九日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) 衆議院規則第十四条によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいま御着席の通りに指定いたします。 ――――◇―――――
○議長(堤康次郎君) 諸君、第二十回国会は本日をもつて召集せられました(拍手)これより会議を開きます。 ――――◇―――――
○堤議長 同じことだけれども、御要求があれば重ねて申し上げましよう。私の昨年の七月三十一日の国会のときの処置、本年の六月三日の処置、それは好ましからざることでありましたけれども、議長としては、あれ以上にとるべき処置は断じてないという確信を私は持つております。りつぱな議長としての処置であつたと信じておりますから、そのどこが悪いかということを具体的に言うてもらわないと、私には一向わからない。
○堤議長 私は率直に申しますると、自分は適当な機会があれば辞任したいという意思を持つております。しかしながら自分は適任でないとは少しも考えておりません。ただ国会というものの品位を高め、将来の運営を円滑にするためにはどうすれはよいかということを私は常に考えておるのでありまして、今度の国会にはもちろんその考えを持つて、厳粛なる気持で臨むつもりであります。ちよいちよい新聞などに不信任案とかいろいろ散見するようでありますが
○堤議長 池田さんにお尋ねいたします。ちよつと私は言葉がはつきり聞きとれなかつたのだが、私が任にあらざる者とみずから信じておるかどうかという意味でありますか、その点をもう一つはつきり伺いたい。
○堤議長 それがために法規典礼に通じた事務当局がおるのであります。議長にそういうふなれなことをあまり深くかれこれするということはどうかと思いますから、それは事務当局から答弁いたさせましよう。 〔発言する者あり〕
○堤議長 そういう事務的の手続がどうなつておつたかということは、事務当局が考えるべきことでありますから、もし答弁する必要があるとするならば、事務次長から答弁をいたさせます。
○堤議長 これが政治的意図であるかどうか、それは私はよくわからぬが、私は別にこれを政治的に扱うなどという考えは毛頭持つておりません。ただ手続に従つて、議院運営委員会に諮問をしたのであります。それからまた、法務委員長からの手続がどうであつたかということは、これは私の答弁する限りではないと思います。野党の方から、先ほどそれに対しての申入れを受けたことは事実であります。
○議長(堤康次郎君) 日程第一につきお諮りいたします。内閣から、運輸審議会委員に岩村勝君及び中島登喜治君を任命するため本院の同意を得たいとの申出がありました。右申出の通り同意するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇—————
○座長(堤康次郎君) 起立総員。よつて満場一致をもつて国会自粛に関する共同声明文を決定いたしました。(拍手) この際和田博雄及び淺沼稻次郎君より発言を求められております。和田博雄君。 〔和田博雄君壇〕
○座長(堤康次郎君) 諸君の御推薦によりまして、しばらく座長の席に着きます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) この際、諸君の御賛同を得て、国会自粛に関する共同声明をいたしたいと存じます。つきましては、まずその文案の朗読を竹山祐太郎君にお願いいたします。(拍手) 〔竹山祐太郎君登壇〕
○議長(堤康次郎君) お諮りいたします。内閣から、国家公安委員会委員に青木均一君、小汀利得君、金正米吉君、高野弦雄君及び野村秀雄君を任命するため本院の同意を得たいとの申出がありました。右申出の通り同意するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇—————
○議長(堤康次郎君) 高橋英吉君外三名より、成規の賛成を得て、議員堤ツルヨ君、同山口シヅエ君、同大石ヨシエ君、同萩元たけ子君、同山崎始男君、同小林進君、同長正路君、同山田長司君、同三鍋義三君、同西村力弥君、同赤松勇君、同横路節雄君、同春日一幸君、同稲富稜人君、同勝間田清一君、同佐竹新市君、同池田禎治君、同滝井義高君、同大西正道君、同山本幸一君、同山口丈太郎君、同杉村沖治郎君、同高津正道君、同野原覺君
○議長(堤康次郎君) 去る三日の本会議議場において、議員堤ツルヨ君は議長席を、議員山口シヅエ君は事務総長席を占拠したる行為は、著しく議院の品位を傷つけたものと認め、議長は、両君を懲罰委員会に付することにいたします。(拍手) ————◇—————
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇—————
○堤議長 椎熊君の御意見は、ごもつともであります。ただ私は、両方の目的を達する点において、結果が同じであれば、議長職権による方法をとらなくともよいという考え方ができると申し上げたので、最終的には諸君の御意見に従いたいと思います。しかして、議長があの行動に対しての責任を問うという考えが薄くなつておると考えられたら、それはまことに心外な次第でありまして、ことに世間の私に対する批評などというものは、私の考慮
○堤議長 今回の事件は未曽有の不祥事でありますから、将来こういうことを絶滅させなければならぬという信念においては、諸君と私は少しもかわりない。しかしながら、議長としては今二つの大きなことがあります。それは、将来にかかることを再び起さないということが一つ、そうして国会をなるべく話合いによつて普通のルールに乗せて行きたいという政治的な考慮と、この二つありますから、結果が同じであるならば、議長職権の発動ということにしない
○議長(堤康次郎君) 御異議なしと認めます。よつて動議のごとく決しました。 本日はこれにて散会いたします。 午後五時四十二分散会
○議長(堤康次郎君) お諮りいたします。今国会の会期は本日をもつて終了いたしますが、明六日から六月十五日まで十日間会期を延長いたしたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○議長(堤康次郎君) これより会議を開きます。 ————◇—————